「みんなのお箸プロジェクト」は、お箸の持ち方の指導をはじめ、お箸の選び方、お箸の歴史や文化、和食の伝統、食事のマナーなどを、世代や背景を超えた多様な方々に伝え、次の世代へとつないでいくことを目的としたNPO法人です。
子どもたちをはじめ、年齢や立場の異なる幅広い方々を対象に、ワークショップやセミナーを全国各地で開催し、「箸」と「食」を通じた学びの場を提供しています。
また、これらの活動を担う、箸の持ち方や文化を正しく伝える講師の養成講座を開設し、教育の輪を広げています。
日々の食事に欠かせない「お箸」。しかし、お箸の持ち方や選び方、箸に込められた文化や歴史、和食の背景にある自然への敬意や感謝の心は、必ずしも十分に共有されているとは言えません。
私たちはこの現状に向き合い、世代や立場を越えて「食と文化を学び合う場」をつくること、そして、その価値を伝え続ける伝承者を育成していくことを活動の軸としています。
ミッション(Mission)
お箸を通じて、すべての世代に食への関心と感謝の心を育み、日本文化を世界へと広げ、次世代へと伝えていきます。
ビジョン(Vision)
日本の箸文化を通じて、多様な文化が互いを理解し、命を尊ぶ心、思いやりやおもてなしの心を世界へとひらき、つながり合う社会を目指します。
バリュー(Value)
「箸でつながる、日本の心」
私たちは、お箸を単なる道具ではなく、文化として捉えています。
日常の食卓から命への敬意と感謝を育み、人・文化・命を結ぶ学びを社会にひらく活動を行います。
「子どもたちに、上手なお箸の持ち方を」
近年、お箸を上手に持てない子どもたちが増えています。その背景には、指や手の筋力不足、微細運動能力の未発達、手指の協調性の不足、姿勢や体幹の安定性の不足、感覚処理の課題など、さまざまな身体機能が関係しています。
昭和時代の子どもたちは、日常生活の中で自然と身体を動かす機会が多く、体力や運動能力が比較的高い傾向にありました。一方、令和の子どもたちは、デジタル化や生活環境の変化により運動機会が減少し、体力の低下や姿勢の乱れが目立つようになっています。
これらの課題を解決するためには、適切なトレーニングや環境の整備、そして専門家によるサポートが欠かせません。家庭や保育園・幼稚園・学校での継続的な取り組みが重要であり、子どもの成長段階に応じた適切な支援を行うことが大切であると考えています。
「みんなのお箸プロジェクト」では、身体機能に着目しながら、お箸の使い方の指導を行うとともに、お箸の選び方についても伝えることを特徴としています。あわせて、箸の歴史や文化、和食の伝統、食事のマナーなどを次の世代へ伝えることを目的に、さまざまなワークショップやセミナーを開催しています。
また、子どもたちが無理なくお箸を使えるよう、手に合ったサイズのお箸を使用することの重要性についても、周知と啓発を進めています。
「なぜ今、お箸なのか」
平成17年に食育基本法が制定され、食育推進活動は国民的な運動として広がってきました。しかし、食べ物を口へ運ぶための「お箸」そのものへの関心は必ずしも高いとは言えず、小学生の約8割が上手にお箸を使えていないという調査結果もあります。
かつて箸使いは各家庭でしつけられるものと考えられてきましたが、現代では保護者自身が箸の使い方を十分に身につけていないケースも多く、家庭での指導が難しくなっています。そのため、若い世代の保護者からは、教育現場におけるお箸の使い方指導を求める声も上がっています。
一方で、教育現場においても、お箸の持ち方の指導に苦手意識をもつ教員や保育士が少なくありません。こうした状況から、お箸の使い方は、いまや個人や家庭の問題にとどまらず、社会全体で取り組むべき課題となっています。
― お箸は、日本が世界に誇る文化の一つです ―
お箸は食育と深い関わりを持ち、和食はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。お箸を使う文化圏は世界人口の約3割とされていますが、お箸だけで食事を完結させる文化を持つ国は、日本だけだといわれています。
グローバル化が進む今だからこそ、「お箸」を通じて日本の生活文化や食事作法を学ぶことは、自国の文化への誇りを育み、相手を思いやる心を養うことにつながります。
私たちは、これからのグローバル社会を生きる子どもたちに、日本の素晴らしい箸文化を伝えていきたいと考えています。
「日本の箸」を通じて、みんながつながる仕組みづくりを
手作りお箸のワークショップには、子どもたちや保護者の方々をはじめ、多くの方にご参加いただいています。
また、シニア世代をはじめとした多様な方々に「箸づくり専門メンバー」としてご活躍いただけるような機会を提供しています。
箸づくりを通じて身につけた技術を、ワークショップや地域活動の場で生かしていただくことで、子どもたちや地域の方々との世代を超えた交流が生まれています。
「日本の箸」を軸に、人と人とがつながる持続可能な仕組みづくりを、私たちは大切にしています。


箸作り職人として活躍くださる、シニアの男性・女性の募集について
核家族の増加など社会構造の変化により、箸文化が子供たちに継承しにくい現状を変革し、全ての日本国民が当たり前のようにお箸が使えることを目指します。また、お作り体験を通して多世代の交流を深め、心豊かな子供の育成と地域の活性化を図ります。合わせて、子供たちが正しくお箸を持つために必要な、手の大きさに合ったサイズのお箸の必要性の周知も進めていきます。
2018年8月テレビ神奈川「ハマナビ」にて取材頂きました
活動に参画・賛同しています

私たち「みんなのお箸プロジェクト」は農林水産省が推進する、子どもたちや、子育て世代に身近・手軽に健康的な和ごはんを食べる機会を増やしてもらうための取組み「Let’s和ごはんプロジェクト」及び「楽しもう!にほんの味。~和のこころをつなぐ食の国民運動~」のメンバーとして参画しています。
将来に向けた和食文化の保護・継承につながる活動を推進してまいります。

NPO法人みんなのお箸プロジェクトは第6期「かながわSDGsパートナー」として2022年5月26日に神奈川県に登録されました。SDGsに取り組む神奈川県内企業とも連携しながら、SDGsへの多種多様な取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に繋がる活動に取り組んでいきます。

私たち「みんなのお箸プロジェクト」は、厚生労働省が推進する、母子の健康水準を向上させるための様々な取組み「すこやか親子21」の応援メンバーとして参画しております。
箸の活動を通して、子ども達が健康で明るく元気に生活できる社会の実現を目指して活動を推進してまります。
厚生労働省「すこやか親子21」HPはこちら
メディア掲載実績
シニアの活躍推進や女性活躍推進、SDG’sの取り組み、子ども達の食育、など、様々な観点でテレビや雑誌、新聞、ラジオなどでご紹介いただいています。



受賞実績

活動助成・補助金対象事業として採択いただきました

私たち「みんなのお箸プロジェクト」は、パルシステム神奈川ゆめコープ 市民活動応援プログラムの支援団体に選ばれ、
支援金を頂き神奈川県内での活動をしております。
「パルシステム神奈川ゆめコープ 市民活動応援プログラム」HPはこちら

私たち「みんなのお箸プロジェクト」は横浜市戸塚区が選定する「とつか区民の夢プロジェクト補助金対象事業」として2018年度、2019年度と選定され、補助金をいただいて戸塚区内での活動しています。
活動に協賛いただいている企業・団体一覧
私たちの「正しい箸使いのセミナー」や「箸づくりの出張ワークショップ」は下記の企業様からの協賛をいただいて活動しています。(敬称略・順不同)

【SDGsへの取り組み】

SDGsとは、2015年の国連総会において採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)が策定されました。私達は、その中の「2030年までに、有害化学物質、 ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる」というターゲットに取り組んでいます。毎日使うお箸から体内に有害物質を取り込むことのないよう、お箸に使用する木材は漂白剤などの薬剤に浸け込んでいないものを、箸の仕上げに使うワックスは、揮発性有害物質を一切使用しない食品用植物成分100%のものを使用しています。
推薦者の声

有村 知里様 異業種交流会シフト21 事務局
横浜の経営者を中心とした異業種交流会で、平沼さんにお話いただきました。
大人のための箸のお話、会食の場でスムーズに行きそうな知識をいろいろと教えていただき、また鶴の箸置きを作ったり、水引で鮑結びを作ったりと楽しい時間でした。毎日使っている箸がこんなに奥深いものと初めて認識し、和文化の一端に触れたように思います。ありがとうございました。

守田 明様
もともとマイ箸を持参するなど、お箸に対してEco活動で意識はしていましたが、改めて講習に参加させていただき、毎日何気なく手にしているお箸に関して、知らないことをたくさん教えていただき、自分の中の知的好奇心が満たされていくことを実感しました。
ビジネスで会食の機会も多いので、「たしなみ」として知っているとお客様との会話の世界が広がっていくことも実感しています。
肩肘を張らない気軽な講習で、今更ながら日本人としてのテーブルマナーを教えていただき、ありがとうございました。
NPO法人みんなのお箸プロジェクトでは、「お箸の持ち方講座」や楽しい「自分の箸づくりワークショップ」の実施を通じて、世代を越えてつながりあい、和文化を知り、食との向き合い方や食事の作法を伝えていく活動をしています。
出張講座やイベントのご依頼はお気軽にお問い合わせください。

