お箸のはなし
お箸を使っている国はどのくらいあるの?
食事をするための道具は、箸・フォーク・スプーン・ナイフなどありますが、食文化の違いで使う道具を大きく3つに分けることが出来ます。
手で食べる国
3つの食べ方で一番歴史が古いのは、手で食べる文化です。人類は、サルから進化してきましたので、大昔はサルがエサを手で食べるように、人も手で食べていました。今でも手で食べる国は沢山あります。
東南アジア・中近東・アフリカなどですが、それは文明が遅れているわけではありません。宗教的な食事のマナーによって手で食事をします。
日本でも昔は手で食事をしていました。今でもおにぎりやパンは、手で食べます。
世界中で手で食べる文化の国が一番多く、世界中の10人に4人が手で食事をしています。
フォーク・スプーン・ナイフを使って食べる
この食べ方が一番新しい食べ方です。パンや肉類を主食とする国が多く、ヨーロッパ・南北アメリカ・ロシアなどです。
お箸を使って食べる
お箸を使って食べる国は、主にお米を主食としている日本・中国・韓国・シンガポール・ベトナム・タイなどです。
しかし、お箸だけで食事をしているのは、日本だけです。他の国のお箸は、スプーンやちりれんげなどの道具も一緒に使います。