お箸のマナー
和食の配膳
日本は春夏秋冬がはっきりしています。海外では夏だけの国や冬だけの国があります。
季節が変わっていくことが楽しめる日本は海外の人は憧れているようです。その季節に合わせて、その時に取れた物をお料理して、器も季節に合わせて選びきれいに盛り付けていただきます。このように日本で生まれた食事を和食と言います。
和食の基本はごはんと汁もの、おかずです。
日本は、大昔に神様が作った国と言われています。神様にお願いごとや感謝するときはお米をお供えします。だから、日本はお米をとても大切にしているのです。右手でお箸を持ち、左手でごはん茶碗を持ちます。持ちやすいからという理由だけではなく
日本の風習で左側の方が地位が高いという決まりがあるので、神様と同じ地位のお米を左に置くという理由もあります。そして、ご飯のとなりに汁ものを置きます。その奥の右に主菜(メインのおかずで肉や、魚など)、左に副菜(煮物など)、真ん中に和え物などの副菜を置きます。お箸は自分のすぐ前で正面です。箸置きを使ってその上に置きます。
豆知識
主菜のお皿は手に持ちません。そのほかの食器は手で持って食べるのが和食のマナーです。