8月4日・5日・6日は横浜市栄区のあーすぷらざ、7日は横浜市戸塚区の戸塚区民活動センターにて、横浜市教育委員会主催「子どもアドベンチャーカレッジ2026」が開催されました。
みんなのお箸プロジェクトでは、「めざせ!お箸マイスター ~箸を作って、使って、考えよう~」を実施し、4日間で59名の子どもたちに参加していただきました。
会場のある栄区・戸塚区だけでなく、港北区や都筑区など、横浜市内のさまざまな地域から子どもたちが集まりました。
【担当講師・スタッフ】
箸育インストラクター 小林 万桜・加藤 勢津子・加藤 いずみ
箸育アドバイザー 松尾 寛三
学生ボランティア 大垣内 映茉




まずは、お箸について知ろう!
講座は、お箸にまつわるクイズからスタートしました。
「お箸はいつから使われているの?」
「どうして『はし』と呼ぶのでしょう?」
などの問いを通して、お箸の歴史や語源、役割について楽しく学びました。
毎日の食事で何気なく使っているお箸ですが、改めて考えてみると、知らないこともたくさんあります。
子どもたちは積極的に手を挙げながら、楽しそうにクイズに参加していました。
自分の手に合った「マイ箸」を作ろう!
続いて、自分の手の大きさに合ったお箸づくりに挑戦しました。
一人ひとり自分に合ったお箸の長さを測り、箸材をのこぎりでカット。紙やすりで丁寧に磨いた後は、バーニングペンを使って名前や好きな模様を焼き付けました。
のこぎりやバーニングペンを初めて使う子どもたちも多く、最初は少し緊張した様子でしたが、スタッフに見守られながら一つひとつの工程に真剣に取り組みました。
完成したのは、世界に一つだけの、自分の手に合ったマイ箸です。






自分で作ったお箸を使ってみよう!
マイ箸が完成したら、今度は正しい持ち方の練習です。
まずは、正しい姿勢を確認することから始めました。
親指・人差し指・中指の3本を使って上のお箸を動かす練習では、子どもたちも真剣な表情です。
「手が痛くなっちゃった」
「できるようになってきた!」
と、自分の手や指の動きを確かめながら、一生懸命取り組んでいました。
お箸は、一度の練習ですぐに上手になるものではありません。
まずは自分の今の持ち方に気づき、正しい姿勢や指の動かし方を知ることが大切です。
自分で作ったお気に入りのマイ箸を使って、ご家庭でも少しずつ練習を続けてもらえたらと思います。
学んだことを「考えて、伝える」
講座の最後には、グループワークで一日の体験を振り返りました。
「今日わかったこと」
「これからやってみたいこと」
をワークシートにまとめ、最後は自分の言葉で発表しました。
「家族に教えたい」
「給食の時間にみんなに伝えたい」
という声のほか、学校の委員会活動など、より広い場で学んだことを伝えたいという声も聞かれました。
お箸について知り、作って、使ってみる。そして、自分で考えたことを誰かに伝える。
子どもたちが体験したことを自分の中だけにとどめず、「誰かに伝えたい」という気持ちにまでつなげてくれたことを、私たちもとても嬉しく感じました。

「めざせ!お箸マイスター」
4日間を通して、子どもたちは、お箸について「知る・作る・使う・考える・伝える」というさまざまな体験に挑戦しました。
目を輝かせながら新しいことを知り、初めての道具にも挑戦し、自分の手で作ったお箸を使って一生懸命練習する姿。
そして最後には、学んだことを自分の言葉で堂々と伝える姿も見せてくれました。
参加してくれた59名の子どもたちは、みんな「お箸マイスター」への大きな一歩を踏み出したのではないでしょうか。
今回作ったマイ箸をこれからも大切に使いながら、毎日の食卓の中で、お箸のことを少しでも思い出してもらえたら嬉しく思います。
そして、子どもたちから家族へ、友達へ、学校へとお箸への関心が広がり、日本の箸文化を次の世代へつないでいくきっかけとなることを願っています。
この形なら、募集時の「箸を作って、使って、考えよう」が、活動報告の最後できれいに回収できます。
特に今回は、子どもたちから「家族に教えたい」「給食の時間に伝えたい」という声が出たことが、とても大きな成果だと思います。そのため、最後を単に「正しい持ち方を練習しましょう」で終わらせず、子ども自身が箸文化の伝え手になる可能性まで感じられる締め方にしました。
NPO法人みんなのお箸プロジェクトでは、「お箸の持ち方講座」や楽しい「自分の箸づくりワークショップ」の実施を通じて、世代を越えてつながりあい、和文化を知り、食との向き合い方や食事の作法を伝えていく活動をしています。
出張講座やイベントのご依頼はお気軽にお問い合わせください。


