神奈川県 健康医療局 健康増進課 の子ども未病対策応援プログラムの一環として、保育園・幼稚園への箸の持ち方と食事のマナーの出前講習を行っております。
この活動も、今年で6年目を迎えました。
本年度のスタートは、足柄上郡松田町の松田さくら保育園様です。
当日の講師体制
NPO法人みんなのお箸プロジェクト認定講師「箸育インストラクター」
加藤いずみ/加藤勢津子
参加者
5歳児クラス22名と、保育士4名の皆さまにご参加いただきました。
箸の持ち方指導の様子
はじまりの挨拶のとき、園児たちの姿勢はどこか落ち着かず、不安定な様子が見られました。
しかし、当団体の「ガチャガチャ体操」を取り入れると、空気が少しずつ変わっていきます。
そして講習の終わり。
背筋を伸ばし、しっかりとした姿勢で挨拶をする子どもたちの姿が見られました。
体幹を整えることで、ここまで変わるのか――
改めてその大切さを実感する時間となりました。





「静と動」をつなぐ身体の力
園長先生からは、「じっとしていることが難しいお子さんが多い」とのお話もありました。
私たちは、静と動の切り替えには、身体の土台を整えることが大切だと考えています。
体幹が安定することで、動くことと静かにすること、その両方が自然にできるようになっていきます。
箸の持ち方指導の前に大切にしていること
「箸の持ち方指導なのに、なぜ姿勢から?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、正しく立つこと、安定して座ること。
その身体の土台があってこそ、箸づかいは無理なく身についていきます。
箸の持ち方指導を終えて
横浜から約1時間。
御殿場線に乗り換えると、車窓から広がるのは豊かな自然の風景でした。
大自然の中で、のびのびと育つ子どもたち。
その姿がとても印象的でした。
この園では三角鉛筆を使用されており、三角箸の説明もとてもスムーズに進みました。
一方で、園で使用されているお箸は1種類のみ。
手の大きさに合わないお子さんは、やはり使いづらそうな様子が見られました。
改めて、箸のサイズが子どもたちの使いやすさに大きく影響することを実感する一日となりました。
子どもたちの成長は、日々の積み重ねの中で育まれていきます。
身体を整えること、環境を整えること、そして適切な道具を選ぶこと。
その一つひとつが、無理のない成長につながっていきます。
これからも、箸を通して身体と心を整え、日本の食文化を次の世代へとつないでまいります。
箸育インストラクター 加藤いずみ・加藤勢津子
NPO法人みんなのお箸プロジェクトでは、「お箸の持ち方講座」や楽しい「自分の箸づくりワークショップ」の実施を通じて、世代を越えてつながりあい、和文化を知り、食との向き合い方や食事の作法を伝えていく活動をしています。
出張講座やイベントのご依頼はお気軽にお問い合わせください。


